1月15日、アメリカ有力紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)で、「東京オリンピック開催の望みは薄くなった」という見出しの記事を掲載。
その理由として、日本の河野太郎行革担当相が1月14日、東京オリンピックが「どちらに転ぶかは分からない」と述べたとロイター通信が報じたこと。
IOC委員のカナダのディック・パウンド氏も、開催について「確信が持てない」とBBCの取材に述べたことを挙げた。
新型コロナウイルスの感染拡大が世界で広がっていることから、開催中止の可能性があると指摘した。
このニュースを見て、普段オリンピックにあまり興味がない自分ですが、
もし東京オリンピックが中止になったらどうなるんだろうか?
日本への実際のところの影響は?
中止になったらいつやるの?やらないの?とか疑問に思ったので調べてみることにしました。
- 東京オリンピック2020開催期間
- 東京オリンピックが中止になった際のデメリット
- 東京オリンピックが中止になった際のメリット
- もし、今回の東京オリンピックが中止になった場合、いつ次回東京で開催されるのか?
- まとめ
東京オリンピック2020開催期間
2020年東京オリンピック(2020ねんとうきょうオリンピック)は、2020年7月23日から8月8日までの17日間、日本の東京都で開催される予定だったオリンピック競技大会。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行を受けて、2020年夏の開催日程から1年延期となった
2021年の開催予定日
東京オリンピックが中止になった際のデメリット
膨大な日本経済の損失
関西大学の宮本勝浩名誉教授が2020年3月に発表した「2020年東京オリンピック・パラリンピックが延期または中止になった時の経済的損失」の報告書によると、万一中止になった時の経済的損失は約4兆5,151億円という膨大な金額にのぼるとの試算がでています。
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(計算間違えてたらすいません。)
東京オリンピックが中止になった際のメリット
● 新型コロナウイルスの再拡大のリスクを低減できる。
● 追加費用の負担を最小限に抑えられ、浮いた費用を国民への補償に充当する事ができる。
● 東京の猛暑による熱中症へのリスクを考えなくて済む。
もし、今回の東京オリンピックが中止になった場合、いつ次回東京で開催されるのか?
オリンピックの中止は過去に5回あります。
いずれも戦争が影響したものです。
そのあとその都市で何年後に開催されたかというと
1916年夏 ベルリン(ドイツ)中止→ 1936年開催(20年後)
1940年冬 札幌中止→ 1972年開催(32年後)
1940年夏 東京返上→1964年開催(24年後)
1944年冬 コルチナ・ダンペッツォ(イタリア)中止→1956年開催(12年後)
1944年夏 ロンドン(イギリス)→1948年繰り越し開催
1940年夏の東京大会は日中戦争の影響で返上し、ヘルシンキ(フィンランド)での代替開催も検討されましたが結局中止になっています。
ロンドン(イギリス)の4年後の繰り越し開催を除くと、
1番早く同じ都市で開催されたのは、
冬のオリンピックのコルチナ・ダンペッツォ (イタリア)の12年後
1番遅いのが冬のオリンピックの札幌の32年後となりました。
ロンドンを除いた4回の平均でだいたい22年後ですね。
ちなみに2024年はフランスのパリ、2028年にはアメリカのロサンゼルスがすでに開催が決定しているので繰り越し開催の可能性は低いんじゃないでしょうか?
もしオリンピック中止が決定し、再び東京オリンピックの開催となると、10年以上はないかもしれませんね。
まとめ
まぁ、ざっくりとですが、東京オリンピック中止になった際のメリット・デメリットを調べてみました。
選手の人たちにとってオリンピックを目標にそれこそ血のにじむ様な努力を続けてきているので、もしオリンピックが中止になった場合、本当に気の毒だと思います。
自分は普段、オリンピックはあまり見ないですが、(サッカーと野球は見ます。)
日本開催は56年ぶりという事で今回のオリンピックは、例年になく楽しみにしています。
コロナが早く終息し、今年の東京オリンピックが無事開催されることを願っています。
みんなが気兼ねなく、大声で、声援を送り、応援できる普通の日常に早く戻って欲しいと願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではでは。
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